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国連決議2044(2012)採択

2012.04.24

西サハラについての国連決議が採択されました。

<非公式翻訳・原文参照のこと>
国連安全保障理事会 決議2044(2012)

安全保障理事会は

西サハラに関する前回決議の全てを想起し、再度確認し、

決議1754(2007)、1783(2007)、1813(2008)、1871(2009)、1920(2010)、1979(2011)を遂行する為、事務総長と個人特使の強力な支持を再確認し、

国連憲章の原則と目的に相反しない協定において、西サハラ住民へ自治権を供与するものであり、公正、且つ永続的な相互に容認可能な政治的解決に向けた支持に専念することを再確認し、その点における当事者らの役割、責任を認識し、

現在の行き詰まりを打開し政治的解決に到達するため、国連ならびに相互のより完全な協力について、当事者と地域国家に対する要請を改めて表明し、

2007年4月11日に国連事務総長に提出されたモロッコの提案、モロッコの真剣、且つ信頼しうる解決への努力を歓迎することに留意し、またポリサリオ前線が2007年4月10日に国連事務総長に提案を提出した事も留意し、

本件に関し、両当事者の政治的解決への意志表明を受け入れ、

事務総長の後援のもとでの4回に亘る交渉、また継続的な非公式会議に留意し、当事者による直接交渉に入るべく進展していることについて歓迎し、

革新的な交渉のためのアプローチと慎重な課題についての当事者間の交渉における進展、ならびに、本件およびその他の交渉を深めるための関与、また天然資源ならびに、地雷除去について進展を示した2011年11月9日の当事者間の会合を歓迎し、

2011年9月12日から16日に開催された国連人権委員会主催によるハッサニア文化に関するセミナーにおける前向きな結論、また、2012年に当事者らによる2回のセミナーの開催を了解したこと、また、国連人権委員会支援による、西サハラにおける信頼構築の方策に関するハイレベル・ミーティングを2012年1月24日、25日に開催したことについて歓迎し、

西サハラおよびティンドゥフ・キャンプにおける人権改善の重要性を強調し、当事者らが国際的コミュニティーと協力して、国際法の下での責任を念頭に、人権が完全に尊重されるための独立的な信頼のおける方策を構築し、かつ適用することを推奨し、

ダクラおよびラユーンヌで活動している人権委員会の協議会の発足ならびに、国連人権委員会の特別手続への無制限かつ妨げのないアクセスを確かにするための深い関与を全うするためにモロッコがとった措置を歓迎し、

ティンドフの難民キャンプでの難民登録を国連人権委員会が維持することをあらためて表明し、

陸路での家族の往来、家族間のコミュニケーションを用意にするための新しい情報技術の利用、また既存の空路によるプログラムの継続と拡大を含む、2012年1月24日-25日にジュネーブで採択された信頼構築のための方策についての最新の活動計画の適用を期待し、また、承諾事項を適用するための当事者と国連難民高等弁務官の事務所との協力を推奨し、

国連の後援の下での話し合いを通じて、当事者が交渉持続を確約したことを歓迎し、

現状の強化は容認できないことを認識し、また交渉の進展は西サハラ住民の生活の全ての面において不可欠である事に一層留意し、

西サハラ問題に関する国連事務総長の個人特使クリストファー・ロス大使、及び彼が当事者間の交渉を円滑にするための業務を支援することを支持し、また彼が最近当該地域を訪問した事、及び当事者と近隣諸国への現在進行中のコンサルテーションを歓迎し、また、2012年3月11-13にちに開催された西サハラに関する非公式会議の声明のとおり、西サハラを含む地域への同氏の訪問に期待し、

国連事務総長の西サハラ特使とMINURSO団長のMr.Hany Abdel-Azizへの支援を歓迎し、

2012年4月11日付け国連事務総長報告書(S/2012/197)を考慮した上で、

    1.MINURSOへの委託を2013年4月30日まで延長することを決定し、

    2.停戦に関連した、国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)との間に締結された軍事協定を全面的に尊重する必要性を再確認し、当事者がそれら協定を完全に遵守することを要請し、

    3.全ての対話者との自由な交流を含め、当事者らがMINURSOの活動に全面的に協力することを要請し、既存の了解事項に則って国連および関連の人員がそれぞれ委任されたことを達成するために、妨げのない行動や直接的なアクセスと同時に安全を確保するために必要な手段を講じることを要請し、

    4.当事者が、第5回交渉のため、小規模、且つ非公式の話し合いをに引き続き開催することを約束した事を歓迎し、2008年4月14日付け報告書(S/2008/251)に記された推奨内容 -当事者においてはリアリズムと歩み寄りの精神が交渉進展に必須であること– への支持を想起し、

    5.決議1754(2007)、1783(2007)、1813(2008)、1871(2009)の履行、交渉の成功のため、当事者が引き続きその政治的意志を示し、交渉がより集中的、且つ現実的な段階へ入る為対話を好ましい雰囲気で行う事を要請し、本件における西サハラ問題の解決へ向けて、国連事務総長と個人特使への強力な支持を認め、

    6.本件における西サハラ問題の解決に向けた国連事務総長および個人特使の関与への強い指示を支持し、会合のペースが増して、交流が強化されることを呼びかけ、

    7.国連憲章の原則と目的に即した協定において、西サハラ住民へ自治権を供与するため、当事者には、前提条件なしに、且つ誠意を持って国連事務総長の後援の下に、2006年以降の努力と、その結果生じた進展を考慮し、公正、永続的、相互に容認可能な政治的解決を目的として、引き続き交渉にあたる事を要請し、この点において当事者の役割と責任に留意し、

    8.これらの協議への適切な支援を加盟国に要請し、

    9.国連事務総長が交渉の現状と進行状況を定期的に、また最低年に2回、同氏の後援のもとでの交渉の状況と進展、MINURSOの活動における課題とそれに対する対応について、安全保障理事会に報告することを要請し、そのために報告を受け取り容疑する意志を表明し、更に、国連事務総長が、委任期間終了以前に余裕を持って、西サハラの状況に関する報告書を提供する事を要請し、

    10.信頼関係構築の方策を検討し、可能な限りにおいて拡大するための、当事者および近隣諸国が定期的に国連難民高等弁務官の事務所との会合を持つことへのコミットメントを歓迎し、

    11.離散した家族間の往来を実現させ、また、当事者間で了解したその他の信頼関係構築のための方策実現のため、信頼関係構築のための方策のための資金提供について加盟国が自発的に貢献することを要請し、

    12.国連事務総長が、性的搾取、虐待に関して国連としていかなる違反も許さない(ゼロ容認)政策を以って、引き続きMINURSOに全面的協力するために必要な方策を取り、安全保障理事会に報告すること、また、軍隊派遣国に対して事前配備認識訓練を含む行為の適切な予防手段、また、当事者の人員が含まれるそのような行為が起きた際の完全な説明責任を確実にするために必要なその他の行動を強く要請し

    13.引き続き状況把握を行う事を決定する。

    国連決議2044(2012)原文 国連決議2044(2012)原文


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