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アメリカ合衆国がモロッカン・サハラに関するモロッコの完全な領有権を承認

2020.12.10

モハメッド六世国王陛下はアメリカ合衆国のトランプ大統領と電話会談をし、両国国家元首の共通関心事項である国際問題について話し合いました。

その際、アメリカ合衆国がモロッコ王国のサハラに関する完全な領有権を認めるという歴史的な発表がありました。この決定は、両国国家元首が数年間にわたって協議してきた結果によるものです。トランプ大統領は同日、大統領令を公布しました。この大統領令は直ちに法的・政治的効力を発効し、アメリカ合衆国が歴史上初めてモロッカン・サハラ全域の領有権をモロッコ王国に認めました。

領有権を認めた証の第一歩として、アメリカ合衆国はダフラに領事館を開設することにしました。領事館の開設は、主として南部の住民の利益のために、米国の投資と経済的・社会的発展への貢献を奨励するものです。

この機会に、国王陛下は自身とすべてのモロッコ国民を代表して、アメリカ合衆国がこの歴史的な立場をとったことにアメリカ合衆国大統領に深い感謝の意を表しました。

国王陛下はまた、モロッカン・サハラへの率直で明確な支援に対して、アメリカ合衆国大統領と関係者の方々への心からの感謝を伝えました。このような支援は、両国間の強力な戦略的パートナーシップをさらに強化し、すべての分野における真の同盟レベルにまで引き上げます。

国王陛下は、トランプ大統領と直接会う機会はなかったものの、長期にわたって様々な意見交換、訪問団の交流、非公式訪問も含め、協議と調整が続いており、特に2018年5月に特別顧問であるジャレッド・クシュナー氏がモロッコを訪問して以来、本件を含む様々な課題について決定的となりました。

アメリカ合衆国のこの建設的な立場は、モロッカン・サハラの役割に関するダイナミクスを強化するものです。この立場は友好国からの支持によって確認され、多くの国々が南部諸州に領事館を開設しています。

この動きは、モロッコの領土のこの地域の安全と安定を維持し、アフリカ諸国との人や物資の自由な移動を確保するために、エル・ゲルゲラト地域に王国軍が決定的かつ効果的に介入した後に起きています。

会談の中で、国王陛下とアメリカ合衆国大統領は、中東地域における現状について意見交換を行いました。国王陛下はパレスチナ問題について、モロッコ王国の一貫したバランスの取れた立場に言及しました。モロッコ王国は隣接する二つの国家が平和かつ安全に解決することを支持することを強調しました。また、パレスチナとイスラエルの交渉は、この紛争の最終的で永続的かつ包括的な解決を達成するための唯一の方法であることを強調しました。

国王陛下は、イスラム教協力機構の聖地(アルクッド)委員会の委員長としての立場で、この都市の特別な地位を維持する必要性を強調しました。また、国王陛下は、三つの一神教の信者のために宗教儀式を実践する自由の尊重、また、2019年3月30日、フランシスコ教皇のラバト訪問時に国王陛下との間で署名を交わしたアルクッド/エルサレムの呼びかけに従って、アルクッド・アシャリフならびにアルアクサ・モスクのイスラム教的性格を尊重すべきであると主張しました。

モロッコが常に地域の人々をまとめ、中東の平和と安定を促進する上で歴史的役割を考慮し、また、イスラエルにいる人々を含むモロッコ出身のユダヤ人コミュニティを結束させる特別なつながりを考慮し、国王陛下はアメリカ合衆国大統領にモロッコは以下のことを意図している旨、伝えました:
- モロッコのユダヤ人コミュニティのメンバーと、モロッコ発着のイスラエル人観光客を輸送するための直行便を許可すること
- できる限り早く双方の公式な連絡を開始し、国交を回復すること
- 2002年までの数年間と同様、両国の連絡事務所を再開することを含め、経済および技術分野における革新的な関係を促進すること
国王陛下は、これらの措置は、パレスチナの大義に対するモロッコの永続的かつ持続的なコミットメントと、中東の公正で永続的な平和に効果的かつ建設的に貢献し続けるという決意に決して影響を及ぼすものではないことを強調しました。

国王陛下とアメリカ合衆国大統領は、湾岸協力会議のレベルで危機を解決するための努力について話し合いました。

国王陛下は、これまでに記録された進展が、望ましい若いの達成につながることへの希望を表明しました。

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